朝っぱらから千代田線にダイビングした奴のせいで遅刻した(`Д´)超気分悪
バンドワゴン効果
という言葉がある。

簡単に説明すると、社会に対する影響力の強いテレビなどのマスメディアが、

「韓国ドラマが日本中で話題沸騰でペとかチェとかが来日で韓流ブームなんです。」
とか

「今日本中で注目されているオタク文化。大人気のメイド喫茶にツンデレがコスプレでアキバっ子の聖地秋葉原なんです。」
とか


いかにも大多数に流行っているような情報を流し、それを真に受けちゃった奥様方が流行に乗り遅れまいと冬ソナを鑑賞して『ペ』に酔いしれたり、全国各地にメイド喫茶が乱立したりと、マスコミ主導の意図的な流行誘導の事です。


長いものに巻かれやすい日本人だと特に、この手のバンドワゴンにはめっぽう弱いのだろう。

日韓サッカーワールドカップでボウフラのように湧きまくった顔面にペイントを施したサポーターの大多数の人達は、数年後には星野仙一タイガースを観戦していたんじゃなかろうか。

翌年には浜崎あゆみのコンサートで涙を流していたような気がする。
知らんけど。



で、萌え業界の話。

もう10年近くオタ業界で仕事をしているが、このパンドワゴン効果というものが自分の業界でも横行しているので、色々な意味で辟易し続けている。

バンドワゴン効果の破壊力について否定はしないが、オタ業界の会社というのはアニメ会社だろうがゲーム会社だろうが漫画家だろうが、大抵金がないので、よっぽど次代を牽引できるような商品を作り上げる事のできる天才でない限り、ある程度現在のブームに乗った形の物を作らないと黒字が見込めない。流通も時流に沿った売れ線の商品を選択せざるをえない。

流行をまるで無視した新しい切り口の『オモシロ』を提案しても、流行にそぐわない、その『新しい切り口』がどれだけ受け入れられるのかが見えないので、結果、おのおのの会社を維持していく為に『なるべくアンパイ』なものを作るしか無い。

ここで言う『アンパイ』というのは流行。
メディアが何年もかけて作り上げてきた『大多数が求めるもの』
となる。

その結果出来上がった現状は、多種多様なヒロインかつ無難な萌えと、ちょっとしたハレンチが、10年前とは比べ物にならない程、あらゆるオタメディアに蔓延している。

俺も漫画連載してた時に、編集さんからパンチラとかお色気とかをもっと出すように言われたりしていた。
実際それ出した回はアンケート結果が良かったりした。

差別化と言ったらせいぜい頭にペットボトルを乗せる程度で、10年前と何が違うのかよくわからん。



その果てに来るものは、というか既に来ていると思うが、ユーザーが思うのは
『同じモンばっかりで飽きた』



オタ業界におけるマスコミがユーザー大多数が望むままに同じようなものをプッシュし続けてきたのと、食う為に、作り手が同じような物ばかり作り続けてきたのと、バンドワゴン効果に乗せられて、同じようなものばかりに購買層が傾き続けてきたこの三者いずれに責任があるかはわからんが、どこかで歯止めをかけないとオタ業界がユーザーひっくるめて丸ごと滅亡するんじゃないかと思う。


この状況こそ望み通りの状況と考え、私腹を肥やしている人達も当然存在するだろうが、いわゆるオタ文化(アニメ・漫画・ゲーム・ライトノベル)に携わる人達と、ユーザーだけが損をする構図になっている。


どうにかしたい。
Copyright © 片倉真二のにっきちょう. all rights reserved.
Design by Pixel映画山脈
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ