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俺とモンスターハンター その12
『街に巨大なモンスターが攻めてきた!街に設置された大砲などを駆使して倒してくれ!』


街!

大砲!


永遠にこの便所すら無いような文化程度の底辺をこすり歩く汚い農村で過ごすのかと思っていたら、ようやくこの生活にも文明の光が差し込んだ。

なるほど、砲撃部隊と接近戦部隊の協力により敵を退けるという作戦だな。

意気揚々と街に向けて出発した。




まあな、町人が避難してるのはいいんだ、一般市民だしな。
だが兵隊すら一人残らず逃げ出してるのはどういう事よ。
敵前逃亡かよ。

放置された使い方のわからない大砲を見つめながら、胸いっぱいの絶望感。

村どころかこの国全てが終わってる。
クーデターコマンドがあれば真っ先に入力してやるのに。

そうこうしているうちに敵が攻めてきた。
30メートルはあろうかという化け物ガニだ。

人類一人で対等に戦えると思ってんのか。
あいつ足元で俺を蹴っ飛ばしたの気づいてないぞ。


大砲の弾を運ぶ→弾をこめて発射する→敵に近づいて剣で斬りかかる。

この一連の作業が全て俺一人。

気付いたらお供の猫すらいなくなっていた。
あいつ家に帰ったら折檻だな。


この大砲街に向けて撃てねえのかよ。
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